"Jigdrel(ジグデル)- LEAVING FEAR BEHIND"「恐怖を乗り越えて」
2007年10月から2008年3月にかけて、チベット本土で撮影されたチベット人たちの証言集です。東チベットやラサで行なった100人を超えるチベット人たちへのインタビューがまとめられています。遊牧民 や学生など、ごく普通のチベット人たちが世界中に向けて、顔を出して、チベットの「いま」について証言しています。
日本語字幕/25分
→ ジグデルについて
→ 会場案内
189名の方にご参加頂きました。 ジグデルを鑑賞した方の回数は294回(スタッフ含む)でした。
2月26日(木)
上映時刻 | 参加者数 (一般) |
参加者数 (学生) |
参加者数 合計 |
---|---|---|---|
14時 | 40 | 0 | 40 |
15時 | 8 | 0 | 8 |
16時 | 12 | 0 | 12 |
17時 | 10 | 0 | 10 |
18時 | 11 | 0 | 11 |
19時 | 7 | 0 | 7 |
20時 | 7 | 0 | 7 |
合計 | 95 | 0 | 95 |
上映時刻 | 参加者数 (一般) |
参加者数 (学生) |
参加者数 合計 |
---|---|---|---|
14時 | 20 | 1 | 21 |
15時 | 15 | 0 | 15 |
16時 | 14 | 1 | 15 |
17時 | 11 | 0 | 11 |
18時 | 13 | 2 | 15 |
19時 | 9 | 0 | 9 |
20時 | 8 | 0 | 8 |
合計 | 90 | 4 | 94 |
上映時刻 | 参加者数 (一般) |
参加者数 (学生) |
参加者数 総計 |
---|---|---|---|
合計 | 185 | 4 | 189 |
2月26日(木)
上映時刻 | 鑑賞者数 | スタッフ数 | 全鑑賞者数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
14時 | 41 | 5 | 40 | 幼児1名を含む |
15時 | 15 | 5 | 20 | |
16時 | 12 | 5 | 17 | |
17時 | 15 | 6 | 21 | |
18時 | 13 | 6 | 19 | |
19時 | 10 | 6 | 16 | |
20時 | 8 | 7 | 15 | |
合計 | 114 | 40 | 154 | 幼児1名を含む |
上映時刻 | 鑑賞者数 | スタッフ数 | 全鑑賞者数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
14時 | 21 | 5 | 27 | |
15時 | 15 | 6 | 21 | |
16時 | 15 | 6 | 21 | |
17時 | 15 | 6 | 21 | |
18時 | 15 | 6 | 21 | |
19時 | 9 | 6 | 15 | |
20時 | 8 | 6 | 14 | |
合計 | 98 | 42 | 140 |
上映時刻 | 鑑賞者数 | スタッフ数 | 全鑑賞者数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
合計 | 212 | 82 | 294 | 幼児1名を含む |
日付 | 金額 | 内容 |
---|---|---|
2009/02/26 | 28500 | 参加費:300円×95名 |
2009/02/26 | 1600 | カンパ:700+200+700 |
2009/02/28 | 27000 | 参加費:300円×90名 |
2009/02/28 | 700 | カンパ:700 |
合計 | 57800 | - |
日付 | 金額 | 内容 |
---|---|---|
2008.12.26 | 17700 | 会場費+プロジェクタ+電気 |
2009/01/08 | 1100 | チラシ印刷 |
2009/02/26 | 1000 | 駐車場 |
2009/02/26 | 730 | 印刷(コピー) |
2009/02/26 | 2000 | 暗幕設置謝礼 |
2009/02/28 | 500 | 印刷(コピー) |
2009/02/28 | 500 | 印刷(コピー) |
2009/02/28 | 1300 | 駐車場 |
2009/02/28 | 105 | 物品損失補填 |
2009/03/02 | 390 | 暗幕レンタル謝礼 |
2009/03/12 | 1000 | DVD作成+郵送手数料(SFT日本) |
2009/03/12 | 31185 | Filming for Tibetへの寄付(SFT日本経由) |
2009/03/12 | 290 | 送金手数料 |
合計 | 57800 | - |
→ 「SFT:日本」のジグデルページにリンク
中国支配下にあるチベットでの、この種の撮影には大きな危険が伴います。 実際、撮影にあたったトゥンドゥプ・ワンチェンとゴロク・ジグメは逮捕されました。
ゴロク・ジグメ(ジグメ・ギャツォ)はゴロク地方セルタ(四川省色達)生まれで、トゥンドゥプ・ワンチェンの友人です。 ラプラン・タシキル寺の僧侶です。 撮影の助手役だった彼も3月23日に拘束されました。 甘粛省臨夏の刑務所に囚われていましたが、10月15日に釈放されて寺に戻っています。 拘束中に拷問を受け、釈放後も監視されているようです。 (チベット人の「本音」描いたドキュメンタリー映画の制作協力者、7か月ぶりに釈放(AFPBB、2008/10/21))
↑「ジグデル」の撮影を行ったドンドゥプ・ワンチェンさんの釈放と、ジグメ・ギャツォさんの監視の中止、 そして、 映像の中でインタビューを受けたすべての人々に対する迫害の中止を、求めるオンライン署名です。
アジアの地図を見るとその真ん中に、濃い茶色のエリアがあります。そのあたりが「チベット」です。
面積は日本の約6倍ですが、チベット人の人口は600万人程度です。北海道よりも南にありますが、平均高度が4000mを超えているため暑くはありません。
アジアの中心にあるため、メコン川、インダス川、ガンジス川、黄河、長江(揚子江)といった大河の源流はチベットにあります。
→ GoogleMapで見てみるチベットという国は、現在は存在しません。 かつて独立した国であった時期がありましたが、現在は中華人民共和国の一部となっています。
中華人民共和国の行政区分の「チベット自治区」と、チベットのエリアは一致しません。 チベットは、「チベット自治区」と、「青海省」「甘粛省」「四川省」「雲南省」の一部として、バラバラに分割されています。
日本の歴史の教科書では、チベットは「吐蕃(とばん)」という名前でしか登場しないかもしれません。 大昔のチベット(吐蕃)は、中国(唐)の都であった長安(西安)に軍事侵攻したことがあるような、軍事大国でした。
その後、日本に仏教が入ったのとほぼ同じ時代に、チベットにもインドと中国から仏教が入りました。 日本では、中国から入って来た仏教を取り入れたため、中国の文字(漢字)を元にして日本の文字が作られました。 チベットでは、インドの仏教と中国の仏教を比べて、結果としてインドの仏教を取り入れました。 インドからの仏典を導入して、サンスクリット文字を元にして、チベット文字が作られました。
仏教がインドで消えた後も、チベット人は仏教を支持し、育て、チベット全土に多くの僧院や寺院が建てられました。 チベット仏教は、チベット人のみではなく、ロシア人の一部やモンゴル人からも支持を得ました。 かつて、モンゴルがユーラシア大陸のほとんどを支配下に置いた時代でも、モンゴルの皇帝がチベット仏教の信者であったため、支配下から外されていました。
仏教の国とはいえ、チベットは軍隊を持っていました。 ヒマラヤを越えたネパールなどとも戦争を行ったこともあります。 中国(清)とは、常に国境エリアを巡って軍事衝突を繰り返していました。
仏教の国として、戦争に参加しなかった事もあります。 第二次世界大戦中、旧日本軍がビルマを占領した時に、連合国はインドから中国への軍事物資の陸路輸送が出来なくなりました。 この時、連合国はチベットに、「インドから中国へ物資輸送の際に、チベットを通ることを認めて欲しい」と求めました。 チベットは、戦争協力はできないと断りました。
第二次世界大戦の後も、隣の中国では内戦が続いていましたが、 1949年に中華人民共和国が成立しました。 中華人民共和国は成立したとたんに、チベットは中華人民共和国の領土であり、開放が必要だと発表します。 そして、次の年には、チベットへの軍事侵攻が始まります。
チベットは国連に加盟していませんでした。 同様に、中華人民共和国も国連には加盟していませんでした。 国連では「中華人民共和国のチベット侵略に対する非難」が出ましたが、効力はありませんでした。 中華人民共和国の人民解放軍によるチベット侵略は続きます。
1959年3月10日にチベットの首都ラサで、約3万人のチベット人の蜂起が起きました。 チベット正月あけの祈祷会の最中に、人民解放軍からダライ・ラマに「一人で来るように」と要請がありました。 これを知った市民が一斉に立ち上がったのが「1959年3月10日」です。
この後、ダライ・ラマはインドに亡命します。 チベット人と人民解放軍の衝突により、これ以上の犠牲者が出るのを避けるためです。 ダライ・ラマを追って、10万人以上のチベット人が亡命しました。 現在も多くのチベット人が雪山を超えて亡命しています。
チベットでは、3000以上の僧院や寺院が廃墟となり、120万人以上のチベット人が命を落としました。
亡命したチベット人たちは、インドのダラムサラに亡命政府を樹立し、国際社会への非暴力での解決を試み続けています。
2008年3月よりも前から、チベットではチベットの自由を求めるデモが何度も起きています。 中華人民共和国で、このようなデモを行うと、5年以上は投獄されます。 投獄される事を覚悟したデモです。
多くのデモは、僧侶や尼僧によって行われます。 僧侶や尼僧は、一般社会への執着を断ち切っているため、自他心に従い、自身の犠牲を顧みないためです。
過去のデモで最も大きかったのは、1988年の3月のラサで行われたものです。
中華人民共和国で初めての戒厳令が出されました。
→ YouTubeで1988年3月の様子を見てみる
チベットのラサでのデモは、中国の民主化運動にも繋がり、 中国の北京での天安門事件が起きます。 チベットのラサでの戒厳令の3ヶ月後には、北京でも戒厳令が出されました。
2008年3月に始まったチベットのデモは、チベット中に広がりました。 チベット自治区のみではなく、青海省、甘粛省、四川省、雲南省とチベット全土に広がり、7月頃まで続きました。
チベットでは、3月10日ころにデモが行われる事が多いです。 ラサで最初の蜂起が「1959年3月10日」にあったためです。 中華人民共和国も、この時期にチベットで何かが起こると想像してることでしょう。 毎年この時期には、外国人がラサに入るための許可証が取れなくなったり、異常に高い手数料が必要になったりします。
2008年には、中華人民共和国が「開催される前に、国内の人権問題の改善や表現の自由を広げる」と約束していたオリンピックが開催されました。 この年の3月にチベットで何も起きないはずがありません。
中華人民共和国は十分に対策の準備をしていたはずです。 チベットの現状を中国人が知ると、再び天安門事件のような民主化運動にも繋がりかねないからです。
2008年3月以降チベットで一体何が起きたのかは、ほとんど情報が外に出ませんでした。
●2008年3月から8月までのデモ発生地域
3月10日:ラサのデプン(僧侶500名)/ジョカン前(セラ僧侶14名)/アムドのバイェンカル(化隆)県/ アムド(甘粛省甘南州)サンチュ(夏河)県(ラブラン)/アムド(青海省海南チベット族自治州)マンラ(貴南)県(ルツァン・ゴンパの僧侶137名と民衆215名)/カム(四川省甘孜チベット族自治州)カンゼ(甘孜) 3月11日:ラサ(セラ寺僧侶600名)/カム(四川省甘孜州)ダッパ(稲城)県 3月13日:ラサのガンデン寺僧侶数百名、チュプサン・ゴンパの尼僧と一般人150名 3月14日:ラサ/甘粛省甘南チベット族自治州夏河県のラプラン寺/カムのナクチュ(那曲)珠日旺丹(ヂュリワンデン)ゴンパ 3月15日:ラサ周辺のタクツェ、チュシュル、ルンドゥプ、メドグンカル/ラプラン寺のあるアムド(甘粛省甘南チベット族自治州)夏河(サンチュ)県/甘南チベット族自治州州府ツォェ(合作)/アムド(甘南チベット族自治州)ルチュ県のタクツァン・ラモ/カム(四川省甘孜チベット族自治州)タウ県/カム(四川省甘孜チベット族自治州)のカンゼ県、リタン県 3月16日:メドグンカル/ロカ(山南)のサムイェ寺一帯、ナクチュ(那曲)村/タシルンポ寺、及び、シガツェ地区一帯/アムド(四川省アバ・チベット族自治州)アバ県(1万人に上る僧侶と一般民衆)/アバ州のキルティ・ゴンパ(タクツァン・ラモ)/アムド(青海省海南チベット族自治州)チャプチャ(共和)県/レゴン(同仁)県のロンウォ・ゴンパ/青海省果洛(ゴロク)チベット族自治州マチェン県のラプギャ・ゴンパ/カム(四川省甘孜チベット族自治州)ダンゴ(炉霍)県/アムド(甘粛省甘南チベット族自治州)マチュ県/アムド(甘南チベット族自治州)クツェ(科才)/ 3月17日:トゥ−ルンデチェン県デチェン村のディンゴ・ゴンパ/ダムシュン県ではカンマ・ゴンパ/アムド(四川省アバ・チベット族自治州)アバ県マミ・ゴンパ/メワ(紅原)県/アムド(青海省海南チベット族自治州)チャプチャ(共和)県/アムド(甘南州)のツォェ(合作)/アムド(甘南チベット族自治州)ルチュ県/マチュ県/アムド(青海省海南チベット族自治州)マンラ(貴南)県のタシュ(塔秀)・ゴンパ/アムド(青海省果洛チベット族自治州)チクディル(久治)県のダロン(大龍)・ゴンパ/門塘(メンタン)郷/アムド(甘南チベット族自治州)クツェ(科才)/アムド(甘南チベット族自治州)チョネ(卓尼)県/アムド(甘南チベット族自治州)テウォ(迭部)県/カム(四川省甘孜チベット族自治州)セルタ(色達)県 3月18日:アムド、青海師範大学民族師範学院/アムド(青海省果洛チベット族自治州)ダタン(大塘)・ゴンパ/ゴロク(果洛)地区/アムド(甘南チベット族自治州)プラ(布拉)・ゴンパ/アムド(青海省黄南チベット族自治州)チェンツァ(尖扎)県/カム(四川省甘孜チベット族自治州)リタン県/カンゼ(甘孜)県/カム(四川省甘孜チベット族自治州)セルタ(色達)県 3月19日:アムド(甘粛省甘南チベット族自治州)マチュ県及び各郷鎮/アムド(四川省アバ・チベット族自治州)メワ(紅原)県査日馬(チャリマ)郷/アムド(青海省黄南チベット族自治州)レゴン(同仁)のカルツェ郷とドワ郷/カム(四川省甘孜チベット族自治州)セルタ(色達)県 3月20日:アムド(青海省黄南チベット族自治州)ツェコ(沢庫)県/アムド(海東)循化県/カム(青海省玉樹チベット族自治州)ジェクンド(玉樹)県 3月21日:青海民族学院 3月22日:アムド(青海省海南チベット族自治州)マンラ(貴南)県/アムド(青海省黄南チベット族自治州)チェンツァ(尖扎)/アムド(青海省黄南チベット族自治州)ツェコ(沢庫)県 3月24日:カム(四川省甘孜チベット族自治州)ダンゴ(炉霍)県 3月25日:アムド(青海省海南チベット族自治州)興海県の合郷 3月26日:シガツェ/シガツェのサキャ県にあるサキャ派本山サキャ・ゴンパ/アムド(青海省海南チベット族自治州)興海県河郷で 3月27日:(外国人記者に僧侶が訴え) 3月29日:ラサの北京中路(ラモチェ付近) 3月30日:カム、チャムド(昌都)地区ギャムダ(江達)県ワラ・ゴンパ/カム(四川省甘孜チベット族自治州)ダンゴ(炉霍)県カリャン郷 4月 3日:カム(四川省甘孜州)ダウ(道孚)県ニンツォ・ゴンパ/カム(四川省甘孜チベット族自治州)カンゼ(甘孜)県.古刹トンコル・ゴンパ(東谷寺) 4月 5日:カム(四川省甘孜チベット族自治州)ダウ(道孚)県のニンツォ・ゴンパ 4月 9日:サンチュ(夏河)ラプラン寺 4月11日:アリ(阿里)地区リト(日土)県 4月 11日:デプン 4月 1?日:ダルツェンド(康定) 4月 14日: チャムド(昌都)マルカム(芒康)県? 4月 16日:アムド(青海省黄南チベット族自治州)チェンツァ(尖扎)県/カム雅江県キチュ村/カム(四川省甘孜チベット族自治州)雅江県シャジカル村 4月 21日:カム(四川省甘孜チベット族自治州)セルタ(色達)県の寺院 4月 26日:カム(四川省甘孜州)カンゼ(甘孜)県タガ(扎)ゴンパ 5月12日:カム甘孜(カンゼ)県の政府所在地 5月13日:カム甘孜(カンゼ)県にあるカンゼ・ゴンパ 5月14日:カム地区カンゼ(甘孜)のセルタ(色達) 5月17日:カム甘孜(カンゼ)県 5月28日:カム甘孜(カンゼ)県タガ(扎)・アニ・ゴンパ 6月 8日:カム甘孜(カンゼ)州ダンゴ(炉霍)県にあるサムテリン尼僧庵 6月11日:カム甘孜(カンゼ)県タポ郷 6月19日:カンゼ(甘孜)州セルタ(色達)県グチャ村 6月22日:カンゼ県 6月28日:カンゼ(甘孜)セルタ県ヌプズル・ゴンパ 7月12日:四川省(カム地区)デルゲ(徳格)県のゴンチェン・ゴンパ 8月2日:甘孜(カンゼ)県ロンパザ区ニンラコン村の女性 |
■日本語で書かれている3月の事象に関連するブログページなどを以下に記載します。
3月20日:国連特使、チベット視察を要求
3月22日:欧州議会、ダライ・ラマと対話なければオリンピック・ボイコットの名分が成り立つ、と述べる
3月28日:中華人民共和国政府、10数ヶ国の大使館員をチベット視察に招待
3月31日:ダライ・ラマ特使、中国語報道機関記者と会見
4月:チベット全土でデモ頻発
4月10日:中華人民共和国、国連人権委員のチベット訪問要求を拒絶
5月:東チベットでデモ頻発
5月3日:ダライ・ラマ特使中国入り
5月13日:アムドのルングで大地震(四川大地震)
6月:東チベットでデモ頻発
6月12日:ダライ・ラマ、ラサでの聖火リレー妨害せぬよう呼びかけ
6月30日から7月3日:ダライ・ラマ代表、中国側と北京で会談
7月:東チベットでデモ
7月:豪雨でチベット局地的に洪水冠水被害
8月:東チベットでデモ
8月:北京オリンピック期間中、チベット中に厳しい監視
8月頃から:中華人民共和国当局、チベット地域に監視カメラシステム配備
8月6日:北京で密かに「ジグデル」上映
8月8日:北京オリンピック開催
◆強制移住
10月6日:ダムシュン(当雄県)でマグニチュード6.6の地震
10月31日:ダライ・ラマ代表団が中国側と会談
11月:亡命チベット政府、チベット本土で行われた意見調査の結果発表
完全独立 5,209人
自治権の拡大 2,950人
その他 約1,000人
12月9日:中国の学者や弁護士が「08憲章」を公表
2009年1月23日:札幌でヒマラヤ圏サパナが講座「2008年激動のチベット」を開講
2009年2月26日+28日:札幌で「ジグデル」上映
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地下鉄:
- さっぽろ駅(10番出口)←ここが一番近いです
- 大通駅(2番出口)
- 西11丁目駅(4番出口)
-
JR:
- 札幌駅
今回の上映会を主催する「さっぽろモモ会」は、札幌在住のチベット好きの日本人の集まりとして2008年に結成されました。 それぞれバラバラに札幌を起点にチベットに関係する活動を続けていたチベット好きの日本人たちが、2008年3月のチベットでの事象を機に、一緒に集まった会です。
月に1回程度のペースで、みんなでモモを作って食べています。 チベットでのごちそうであるモモ(チベットのギョウザ)や、亡命チベット人社会でのごちそうであるインド式カレーをメインにして、持ち寄った料理を楽しんでいます。
毎回、チベットに関連するビデオを上映して、チベット等の話で盛り上がっています。
「ジグデル」の日本語翻訳が用意されたので、せっかくならモモ会の中だけで見るよりも、多くの人に見てもらおうと、上映会を企画しました。
ジグデルの日本語翻訳を行った「SFT:日本」のジグデル紹介ページ
オンライン署名(英語)
↑「ジグデル」の撮影を行ったドンドゥプ・ワンチェンさんの釈放と、ジグメ・ギャツォさんの監視の中止、 そして、 映像の中でインタビューを受けたすべての人々に対する迫害の中止を、求めるオンライン署名です。
署名は効果があります。以前、札幌で講演を行ったチベット人(ガンデン・タシさん)は、 アムネスティの署名活動により、刑期が短縮されて釈放されました。