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 ラサ報告


 今年(2000年)もばるどぅ通信が発行されました。

 発行場所はラサの予定でしたが、バンコクとなりました。ですが内容はチベットです。今のところ電子化の予定はありません。



通信費捻出-行動結果

 通信を発行するにはお金がかかります。発行に要するお金の捻出を試みました。

 行なった行動は以下です。
  1. インターネット通信販売
  2. チベット語の本の販売
  3. 石けん製造販売
  4. その他
結局、ほとんど販売ばかりであった…。



 個々の行動について記します。


1.インターネット通信販売

 ラサでホームページを開設することも不可能ではないだろうが、お金がかかるので日本で提携先を用意しました。

 半年間何もしないで、5817円の収入になっていたのでした。


2.チベット語の本の販売

 チベット語の学習本「今使えるチベット語の勉強」をラサに持って行き、日本人に売り付けました。
 持って行った約30册は全て売れて、大儲けです。

 販売実績です。

構成

販売数

単価

金額
本のみ

15

50元

750元

本とテープのセット

15

80元

1200元

合計

-

-

1950元

  チベット自治区の平均年収の約2年分が、半年で売れてしまった!


3.石けん製造販売

 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を日本から持って行き、石けんを作成しました。塩析を行なわないタイプと、行なうタイプの2種類を作りました。

 作成はしましたが、値段設定ができずに、結局日本に持ち帰ってしまったのでした。


4.その他
 「はなみず展 in 関西」で売れ残った絵ハガキなどを売りました。これによる売上は164元でした。


   以上の行動の多くは、「ばるどぅ通信発行計画」に基づき行なわれました。

 「ばるどぅ通信発行計画」を読む




具体的に行ってた時の話
 5月から10月までラサに居ました。
 札幌を出て、東京と関西に寄り、トランジットで4日中国にいた後、すぐにチベットに入りました。チベットには約半年間いました。
 チベットを出た後は、カトマンドゥとバンコクに寄り、ソウルを素通りして大阪に着きました。その後、京都と東京に寄って、札幌に戻ったのでした。

ついでに、帰って来た時の話

 入国の時に税関(イミグレーションではない)で、当然どこの国に行ったか聞かれました。その際の受け答えです。

税:どこの国に行きましたか?
と:チベットです。
税:そこから直接帰って来たのですか?
と:いいえ、ネパールとタイを通りました(ヤバい国名だと思う)。
と:でも、そこにはそれぞれ4日程居ただけです。

税:チベットにはどのくらい居ましたか?
と:5カ月です。
税:チベットには麻薬などはありますか?
と:全く無くはないでしょうが、聞いた事はありません。
と:たぶん、ほとんどないでしょう。

税:何か違法な物を持っていますか?
と:現地ではダライラマ法王の写真などは違法ですが、日本では違法ではないですね。
と:つまり、ないです。

税:では、ウエストバックだけ見せて下さい。
と:はい。
で、本当にウエストバックの中だけしか見なかった。バックパックや他の荷物を開けられなかったのは、昔タイからドリアンを持って来た時以来!
税:ありがとうございます。
税:ところで、チベットのビザはどこで取るのですか?
税:「中国」で取れるのですか?
と:「中華人民今日は酷」のビザを流用します。
税:そうですか、どうもありがとうございました。

 税関の係官が知っているのか知らないのか、本当のところは判りません。でも、これだけで終わったのでした。




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電子ばるどぅ通信(武田知明): TomoOnWeb@hotmail.com










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